割と簡単そうだったのでテーマを作ってみました。
以下はその手順。(環境作るのが一番大変です)
必要な物
・WindowsがインストールされたPC
・JDK6
・Plazmic Content Developers Kit 4.6
・BlackBerry JDE
・BlackBerry Device Simulators
1,JDK6の最新版をダウンロードしてインストールします。
2,BlackBerry JDEも最新版をダウンロードしてインストールします。これも最新のJDE v4.7を使いました。
3,Plazmic Content Developers Kitがテーマを開発する本体です。これはv4.6が最新ですからダウンロードしてインストールします。
4,BlackBerry Device Simulatorsをダウンロードしてインストールします。現在の最新版はv4.7.0です。
これで準備完了です。
スタート - Plazmic CDK 4.6 for BlackBerry - Theme Builderを起動します。
最初に テーマの名前や基本的なレイアウトを入力するダイアログが出ます。
Nameはテーマの名前です。SizeはBoldの場合480*320を選択します。
Typeは二種類です。zenはホームスクリーンにアイコンが5個並んだ物、customはzenに加えてTodayが組み合わされた物です。TodayはBlackBerryのテーマで良く見かけるスケジュールやメールの新着がホームスクリーン上に表示されるタイプです。
Createを押すと、テーマの作成画面が表示されます。下の画面はキャプチャ用に狭い画面に表示していますが出来るだけ大画面で作成をしたほうがやりやすいようです。
右ペインに表示されるInspectorの部分で様々な設定を行います。
Inspectorで設定可能な区分は以下の通りです。
バナー(画面上部の黒い部分)
スクリーン上のアイコン配置
アプリケーション一覧のアイコン配置
OK/CANCELのボタン
メールの画面
電話画面
スクリーンロック状態の画面
砂時計アイコン
ここでは簡単にホームスクリーンのアイコンの場所を変えてみます。
InspectorのBannerボタンを押します。
右側に「Application Banner」「Homescreen Banner」のボタンが表示されます。それぞれアプリケーション表示中のバナー、ホームスクリーン上のバナーが別々に設定変更出来ます。ここではHomascreen Bannerを選択します。
アンテナの強度や、バッテリーメータなどのオブジェクトはバナーエリア内にのみ配置出来ます(配置そのものはエリア外でも出来ますが最後にテーマを生成する時にエラーになります)。「Hight」でバナーのエリアを上下出来ます。「Full Screen Banner」をチェックすると画面全体に部品の配置が出来ます。
「Reposition Banner Objects」を押すとオブジェクトが自由に動かせるようになります。
配置されるオブジェクトの種類はVisibilityで設定されます。
と言う事でシンプルなのを作ってみました。本当はアイコンそのものまで完全に変更出来ます。
レイアウトやデザインが完了したらBoldに転送します。Theme BuilderのFIleメニューからExportを選択します。
FIleのタイプはALXを選択します。「Include International Characters」もチェックしましょう。指定されたパスにMyFirstTheme.alxファイルが出来ます。
ここで作ったalxファイルをBlackBerry Desktop ManagerのApplication LoaderでBoldに転送するとテーマとして使用出来ます。
今回作ったテーマを実際に適用してみました。(センスとかは突っ込まないで下さい。。)
こんな風に環境さえ作ってしまえば簡単にテーマを作成する事が出来ます。
細かい設定は別の機会に書こうと思います。